すぱだり×やんでれ
むにゃむにゃ、すぱだり沖田くん×やんでれ近藤さんの沖近の話(寝言)してもいい??むにゃむにゃ
勝手にするんですけど。というのも、沖田くんが昼間女の子と喋ってたら、夜に沖田くんを殺そうとしに来る近藤さんっていう話なんですけど(?????)。
で、殺しにきた近藤さんを抱きしめて、「どうしたんですかィ?何が不安なんですかィ?」って沖田くんが聞くんですよ。すぱだりですね。
「総悟が昼間の女の子に恋してた」という訳の分からないというか妄想がいきすぎたことを言う近藤さん。沖田くんはなんのことだろう?と思うけど、あーそういえば道聞かれたなーと思い出すんですね。本当に一瞬の邂逅です。それを近藤さんは沖田くんがあの子を好きになったとか言い出すんですよ。泣きながらね。
沖田くんはうーんと考えながら、近藤さんを抱きしめて背中をぽんぽんするんですね。
「ただ道聞かれただけですけどねィ」
「総悟、嘘つくのか」
「俺は大抵嘘吐きかもしれませんが、近藤さんに関しては嘘吐きやせんよ」
って言って、近藤さんの泣き跡にキスして欲しい。近藤さんはうーうー言って、キスから逃げようとします。騙されないぞって感じで。近藤さんは沖田くんに馬乗りになってた(包丁か何かで刺そうとしてた)んですが、ここで沖田くんが近藤さんを押し倒す感じに体勢を変えます。見つめ合うふたり。そして、沖田くんが近藤さんの顔を固定して、ちゃんとキスします。近藤さんはそれを受け入れます。
「落ち着きやした?」
「分かんねェ」
「じゃあ、俺がどれだけ近藤さんを愛してるか一晩中教えやしょう」
って言ってセッ!してもいいし、一緒に寝てずっと近藤さんを抱きしめてもいい。
「ということがありやした」
「なーんで俺に言うんだよ」
と、ふぁみれすか何かでお茶してる沖田くんと土方さんの視点?場面?になります。イライラする土方さん。それはそうです。なーんでひとさま(かつ上司と部下)の恋情の縺れもとい惚気を聞かされにゃあいかんのやってことです。自然と煙草に手が伸びます。一服して、「で、てめェは何が言いたいんだ」と、土方さんは沖田くんを睨みます。
「自慢」「……」呆れてものが言えない土方さん。はぁとため息を吐いて「てめェらの恋愛に俺を巻き込むんじゃねェ。あとそれならあまり近藤さんを暴走させんじゃねェ」と言って、持参のマヨネーズを、頼んだ丼ものにかけるんですね。沖田くんはそれを見てもなんとも言わず、ただそのまま笑ってるだけです。
「そうですねィ。本当にこれ以上勘違いさせたら殺されかねませんね」なんとなく嬉しそうに沖田くんは言います。眉を寄せる土方さん。
「総悟、お前何がしたいんだ。いや、何をしたんだ、近藤さんに」
「何も」
「は?」
「何もしてやせんよ。何もしてないからこそ人は不安になるんですぜ」
笑みを崩さない沖田くんにぞっとする土方さん。
「ねェ、土方さん。変わらねェものなんてほとんどないんですぜ。だからこそ、人は安定を求めるんです」
答えない土方さん。
「人が一番安定するときっていつだと思いますかィ?」
「……知らねェよ」
「死ぬときですぜ」
「おい、てめェ!近藤さんに殺されるつもりか?」
「馬鹿いっちゃーいけません。そんなことになりやせんし、させません。現に俺はちゃーんと慰めてるじゃねェですか」
勢いよく立ち上がった土方さんは、舌打ちして座ります。
「ただ近藤さんは俺に関しちゃ不安定だから気をつけてくださいって言いたいだけです。それこそ殺しちゃうくらいに」
なんて言う沖田くんには、怯えが一切感じられません。さきほどと変わらず微笑んでいました。それを気持ち悪ィと一蹴して、土方さんは目の前の丼をかき込むようにして、この話を切り上げました。
沖田くんも目の前のステーキを切り分けてたらいい。
近藤さんに俺を殺させやしませんよ。安心してくだせェ。
土方さん。
俺が近藤さんを殺すんで。
そして、俺もそのあとを追ってすぐに死にやす。
そうすれば、近藤さんは安心するんです。俺も安心するんです。
それで安定するんです、俺たちは。
だから、安心してくだせェ。
土方さん。
おわり
2022-03-05 22:36:12
これ最後まで書いて思ったんですけど、りんりだめ系ですか?どうなんだ。
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