首吊りの夢(鴨ゴリ)

※近藤さんにょた。ゴリ子です。


『首吊りの夢』

伊近♀?鴨近♀?

 表記は置いといて、今回の女体化近藤さんの容姿は凸凹編です。

 動乱前の話で、鴨はよく夢を見る。自分が首を吊ってる夢。それを自分が見上げてる夢。首を吊ってる自分の顔は真っ黒に塗り潰されてる。気持ちが悪くて、イライラする鴨。連日の夢見にだんだんと慣れてきだした頃、食堂で土方さんと沖田くんと近藤さんの話し声が聞こえる。

 内容は土方さんも夢見が悪いという話。「あららー、これは俺の呪術が成功しやしたね」って沖田くんに言って欲しい。てか、言うよね。

 土方さんの夢というのも、鴨と一緒で自分が首を吊る夢。決定的に違うのは、土方さんは首を吊っている自分の顔が見えること。苦しそうというより必死に何かを伝えようとしてるらしい。それにしても首を吊る、自殺する夢なんて、縁起が悪ィと土方さんはイライラしてるご様子。

 そこで近藤さんが「でも、自殺する夢って、新しい自分になれるチャンスらしいよ」「生まれ変わるようなチャンスが今、トシに訪れてるんだよ」と笑って言う。トッシーですね。チャンスではないけど。

 それを聞いた鴨は、馬鹿馬鹿しいと食堂を去ってしまう。まあ、この人食堂には入ってないんですけど。入り口付近で聞いてたということで。とりあえずここまでと最後しか考えてない。続きは夜にでも。今日の妄想はこれだな(仕事しろ)

2018-10-18 01:39:28


 続き。実写の動乱編を元にしててですね、どうでもいいことなんですけど。ひじかたさんが「そいつを先生と呼ぶのはやめろ」と場をシーンとさせた宴会の次の日の話。鴨は連日、首を吊る夢を見てます。今日もまた同じ夢を見るのかと半ば諦めながら自室にいたとき、近藤さんが鴨の部屋を訪ねます。

 近藤さんがお酒(種類決めてない)をチラつかせて「先生、今日も飲みましょ」「...近藤さん。連日飲むというのは如何なものかと」「いやいや、めでたいときこそ連日飲まなきゃダメですよ」と言って、縁側で飲み始めるふたり。「このお酒ですね、前の出張に行った時、試飲させてもらったんです。その時に美味しくてー」とお酒の話を近藤さんがします。

 たわいもない話をするふたり(まあ、ほぼ近藤さんが喋ってる)。で、ここから大事なのだけど、あまり固まってなくて...…まあ、鴨が「綺麗ですよ、近藤さんは綺麗です」とか言います。なんかしっくりこないんですが、とにかく近藤さんが一瞬で顔を赤くするようなセリフを鴨が言うんですね。で、鴨から顔を逸らして照れたように笑う近藤さん。「先生ってお世辞がうまいんですね」か「先生って冗談言えるんですね」て、言って欲しいんだけど、凸凹編容姿の近藤さんまじ美人だからな。言われ慣れてそう感はある。まあ、深くは考えてはいけません。

 顔を赤らめてそんなこと言う近藤さんに対して鴨は《ここで手を差し伸べて口説けばおちる》《計画がもっとうまくいく》と考えます。しかし、手を出さなかった。出せなかった。鴨自身もそんな近藤さんを見て、顔を真っ赤にしてるから。《酒のせいでか顔が熱い...僕はまだお酒に強くないのだろう》みたいなことを思う鴨。

 近藤さんが「やっぱり連日はきついですね...戻ります」と言って、鴨の部屋を出て行きます。鴨は引き止めなかった。それ以降、首吊る夢を鴨は見なくなりました。

 で、動乱の本編に続くというような感じです。

 また首を吊る夢を見た鴨。しかし、今回はいつもと違う。首を吊ってる自分の顔が見えている。泣きそうな顔だった。どうして?なんで?と思う間に覚醒して、今の自分の状況を知る。列車が爆発してなんかの出っ張ってる部分に服が引っかかって辛うじて助かってる鴨。

 その状況で夢のことはすぐ忘れる。現実になってもなんでとも思わない。それはそうだな。そんな状況だもの。で、服が外れて列車から落ちていくシーン。《死んだら1人だ》のシーン。そこで、ふと首を吊る夢を思い出します。あれは周りに誰もいなかった。暗い部屋に自分と首を吊る自分以外誰もいなかった。

 誰もいない、誰も僕を見てくれない。

 そんな環境で、ひとり死んでいく夢。今、自分の顔は夢と同じ顔をしてるのだろうか。あの夢は暗示だったって感じです。

 で、実写のようにそこで近藤さんが助けるに続きます。「せんせっ...また一緒にお酒飲みましょうよ」と近藤さんに言って欲しいなぁと、ふと思っただけです。で、そのまま実写のように流れて、列車で鴨がみんなを庇って銃弾を受けるシーン。近藤さんと土方さんが駆け寄ります。「何をしてる敵の大将がうんたらかんたら指揮を」のシーン(セリフ前後しか覚えてない)。近藤さんはせんせい!!せんせいいっ!!と泣きながら言ってると、いいな。

 「近藤さん...」と鴨が左手で近藤さんの腕を掴む。「また2人っきりで飲みましょう」と言う。あの縁側で言えなかったセリフ。本当は言いたかったセリフ。近藤さんはただただ悲痛な顔して泣きながら頷きます。「絶対ですよ。絶対に飲みましょう」と近藤さんが鴨に抱きついてたらいいな。

 で、原田さんがきて「そいつを渡してもらおうか」のシーン。しんぱっちや神楽ちゃんは近藤さんと鴨の会話も聞いてる分、連れて行くことを止めようとします。それを制し、連れて行けと命じる近藤さん。しんぱっちがなんで?!と思って近藤さんの方に振り向くと、先ほどまで泣いてたはずの近藤さんが無表情というか泣くのを懸命に耐えてるような表情で立っていました。涙は見えなかった。しんぱっちも神楽ちゃんも何も言えませんでした。

 で、土方さんと鴨の決闘シーン。鴨が崩れ落ちていくシーンで、自分は間違えていたのかと、あの首吊る夢は僕を救おうとしてたのか、と思います。しかし、僕はその顔を黒で塗り潰して見なかったことにした。認めたくなかったんだ。

 で、ふいと、近藤さんの最後に見た顔があの泣き顔なんて嫌だなぁと、縁側で見たあの笑顔が見たいなぁと鴨は思います。そして、振り返ると近藤さんと目が合いました(立ち位置覚えてないけど深くは考えない)。で、近藤さんは泣きそうになりながらも笑うんですよ。それを見た鴨も笑って「ありが...とう...」と言って倒れました。

 

縁側にひとり座る近藤さん。

「先生!今日も飲みましょうね!」

満面の笑みで、盃を傾ける。

おわり。

2018-10-19 22:05:35


おまけ

鴨の生存ルート考えよーーー→うーん、でも裏切ってるしなぁ→あ、思いついたぞ!→《あなたが先に裏切ったのに わたしに救いを求めるの》→え、鬱じゃん...

内容考えても、鬱だった。

2018-10-20 23:49:05

深夜に深海で夜明けを待つ

ぎん/たま中心の二次創作アカウントです。同性愛表現が多数含まれるので、お気を付けください。

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